『あなたはガンではなかった、よかったですね』 <精神科医熊木徹夫の「臨床公Q&A」(12)>
Q:51歳の女性です。
ちょうど1年前、45歳の時に切除した卵巣ガンの転移が肺に見つかり、
担当の外科医から「もう切除できない」といわれてしまいました。
「もってあと6ヶ月の命」ともいわれたので、ひどく ...
泌尿器科・性にまつわること ~『精神科のくすりを語ろう~患者からみた官能的評価ハンドブック~』(日本評論社)より~
●泌尿器科・性にまつわること
~『精神科のくすりを語ろう~患者からみた官能的評価ハンドブック~』(日本評論社)より~
パキシル20mg/日だと尿が出なくなる副作用で堪えられないため、パキシル10mg+
クローゼットから溢れる洋服(「買い物依存症」についての臨床相談)
<『もう悩まなくていい ~精神科医熊木徹夫の公開悩み相談~』(幻冬舎)より>
Q:熊木先生、初めまして。38歳女性で、3人の子供がいます。昨年の5月あたりから、自分の感情がわからなくなり、喜怒哀楽の区別ができなくなりました ...
<新刊書『ギャンブル依存症サバイバル』のご紹介>
こんにちは、熊木です。
このたび(2015.8.24.)、『ギャンブル依存症サバイバル―パチンコ・スロット・競馬・競輪におぼれる人を救済するため、患者・家族・医療者に贈る指南書』を、中外医学社より、上梓することになりました。私と ...
新型うつ病に伴う、独特の苦しさ・・(会社経営者・管理者の方への提言)
あなたの会社に、上司に怒られたらすぐ泣く社員・出社拒否する社員はいませんか。
そして、彼らは決して反省しない。
同タイプの人物で、うつ状態・過眠・過食・体の重だるさといった症状が伴う場合、「非定型うつ病(俗にい ...
トップアイドルという苦悩と憂鬱 (精神科医・熊木徹夫の公開人生相談)
Q:
これまで熊木先生のメルマガ楽しく読ませてもらっていましたが、今日初めてお便りします。
私は、有名アイドルグループ●●●に属しています。
さきほど行われた総選挙(注:全 ...
「ビルに飛行機をぶつけたの、あれは私の叔母の仕業です」
こんにちは、熊木です。
前回から、メールマガジン「精神科治療の鬼」で、
水谷先生の新シリーズ「トラウマについて」が始まりましたが、
それに不随して、私も思い起こしたことをい ...
精神科薬物治療 成功の条件 とは
本書(『精神科のくすりを語ろう・その2』)は、患者さんの官能的評価を集積し、それらを編集することにより、精神科薬物の治療可能性を現状よりさらに拓いていくこ ...
舌痛症 について
リボトリールは舌痛症によく効いている。
舌がぴりぴりしてイライラに変わるのが、リボトリールを飲むと抑えられる。(4544 まめしばさん)
舌痛症は耳鼻咽喉科・口腔外科でよく問題 ...
妊娠中・授乳中の薬 について
妊婦さんや授乳期のお母さんは、基本的に精神科薬物の服用を慎むべきです。
それは、精神科薬物が基本的に脂溶性薬物で(脂溶性薬物なので、脳や神経といった”油の固まり” ...