2017年年頭の辞:「今日までそして明日から」~あいち熊木クリニック開業10周年。開業までと、日進市竹ノ山のこと~
明けまして、おめでとうございます。
あいち熊木クリニックは、今年で開業10週年を迎えます。
これも、絶えず心配りを怠らず、いい診療環境を作ってくれている、臨床心理士さんや医療事務さんらスタッフの皆さん、
そ ...
2016年年頭の辞: 「三郎おじいさんのフクロウ」
<あいち熊木クリニックに通院中のみなさまへ>
(※お年賀頂戴しました方、ありがとうございます。本状でもって挨拶に代えさせていただきます)
明けまして、おめでとうございます。
新年を迎えるに際し、私がこの ...
ありがとう、我が青春の原節子
原節子が亡くなった。
95歳だという。
女優引退後、鎌倉で人目を忍んで暮らしていたということだ。
私は一時、原節子に恋をしていた。
映画狂だった大学4年の頃、今池の小さな映画館・シネマテークで、小津 ...
道東「栗田民芸店」再訪の記
このシルバーウィーク、十二年ぶりに道東(北海道東部)へ旅に出ました。
定番の知床半島や摩周湖・屈斜路湖などはもちろん回りましたが、
この旅にはもう一つの隠れた目的があったのです。
それは「栗田民芸店」を ...
「ビルに飛行機をぶつけたの、あれは私の叔母の仕業です」
こんにちは、熊木です。
前回から、メールマガジン「精神科治療の鬼」で、
水谷先生の新シリーズ「トラウマについて」が始まりましたが、
それに不随して、私も思い起こしたことをい ...
「都会のど真ん中にある精神科病院でその気配さえ感じられぬ病院」が孕む問題
こんにちは、熊木です。
水谷雅信先生の文章に触れて、ふと思い出したことがあります。
私は彼の沖縄時代の話が大好きで、どんな話も常に興味津々で聞いてきました。
それは、沖縄以外の日本で精神科臨床に携わ ...
故・岩田勲先生との洛星高校演劇部での思い出(追悼)
<故・岩田勲先生との洛星高校演劇部での思い出(追悼)>
2015.1.9.の朝、岩田勲先生の訃報が入ってきました。
その突然の悲しい知らせに驚いたとはいえ、これまでに全く何も心当たりが ...
2015年年頭の辞: 「やっと、間に合った」
<あいち熊木クリニック・あいくま心理カウンセリングに通院中のみなさまへ>
(※お年賀頂戴しました方、ありがとうございます。本状でもって挨拶に代えさせていただきます)
元映画狂の回想録・その1
こんにちは、熊木です。
たわいもない昔話をひとつ。
名古屋市立大学時代、医学の勉強はそこそこに、
自分の関心領域の本ばかり読んでいました。
そしてある時期(大学4年生の約一年間)、映画にもは ...