2017年年頭の辞:「今日までそして明日から」~あいち熊木クリニック開業10周年。開業までと、日進市竹ノ山のこと~
明けまして、おめでとうございます。
あいち熊木クリニックは、今年で開業10週年を迎えます。
これも、絶えず心配りを怠らず、いい診療環境を作ってくれている、臨床心理士さんや医療事務さんらスタッフの皆さん、
そ ...
「勇気と感動をありがとう」
こんにちは、熊木です。
2週間に渡るリオデジャネイロ・オリンピックは終わり、さらにパラリンピックに移行していきます。
4年に一度の特別な大会であり、その金メダルは最高の栄誉であるため、どんな競技においても、全身 ...
夏バテ防止のために
ほんの20-30年前には、「夜中にクーラーを使うなど贅沢。夜風を入れればそれでいい」というお年寄りも ...
アロパノール(全薬工業)についての所感
最近、しばしばTV-CMで見かけるアロパノールという商品について、コメントしたい。
宣伝文句は「緊張・イライラ・不安など、ストレス社会に疲れた心へのドリンク剤」である。
向精神薬はすべて、市販できないことになっているは ...
現代型・自尊感情の低落 とは何か
あいち熊木クリニックには、摂食障害専門外来がある。
対象となる疾患は、摂食障害(過食症・拒食症)のみならず、醜形恐怖症や自己臭恐怖症といった、思春期・青 ...
2016年年頭の辞: 「三郎おじいさんのフクロウ」
<あいち熊木クリニックに通院中のみなさまへ>
(※お年賀頂戴しました方、ありがとうございます。本状でもって挨拶に代えさせていただきます)
明けまして、おめでとうございます。
新年を迎えるに際し、私がこの ...
キラキラネームは「オンリーワンの呪縛」 ~名前が孕む”言霊”について~
近頃、キラキラネームについての議論がかまびすしい。
現状では、キラキラネームに対する風当たりが強く、
「親のエゴが剥き出しだ」
「キラキラネームをつけられた子は、常識がない子が多い」
などといったネ ...
ありがとう、我が青春の原節子
原節子が亡くなった。
95歳だという。
女優引退後、鎌倉で人目を忍んで暮らしていたということだ。
私は一時、原節子に恋をしていた。
映画狂だった大学4年の頃、今池の小さな映画館・シネマテークで、小津 ...
道東「栗田民芸店」再訪の記
このシルバーウィーク、十二年ぶりに道東(北海道東部)へ旅に出ました。
定番の知床半島や摩周湖・屈斜路湖などはもちろん回りましたが、
この旅にはもう一つの隠れた目的があったのです。
それは「栗田民芸店」を ...
「ビルに飛行機をぶつけたの、あれは私の叔母の仕業です」
こんにちは、熊木です。
前回から、メールマガジン「精神科治療の鬼」で、
水谷先生の新シリーズ「トラウマについて」が始まりましたが、
それに不随して、私も思い起こしたことをい ...