「相模原市・障害者施設殺傷事件」によせて、思うこと

2019年10月19日

まず、被害者の方々に哀悼の意を表したい。

 

この事件の一報に触れたとき、真っ先に思い浮かべたのは、

ヒトラー・ナチスの優生思想に基づく障害者大量抹殺、および池田小学校大量虐殺事件である。

 

mainichi.jp/articles/20160728/k00/00e/040/221000c

mainichi.jp/articles/20160729/k00/00m/040/095000c?inb=fa

 

<※参考>

goo.gl/KNo7DH

(『ヒトラーの防具』帚木 蓬生・・知られざる戦中ドイツの精神障害者の虐殺について、克明に書かれた小説

goo.gl/f6hSRk

(『宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで岡江 晃

 

もともと自己愛の強い人物が「今ある自分は、本来の自分ではない。誰かのために損をしている、虐げられている」などと考え、妄想を構築し、果てはその被害感を加害のエネルギーに激しく転換したとき、このような悲劇は起きる。

 

このような一件を評するとき、「道義的に許されない」「あってはならない」などという言葉をいくら並べても空疎である。

常日頃から皆が、物事をさまざまな角度から捉えるため、多くの本に触れ、なぜ人間がこのような愚行に陥るのか(「これは、特殊な人物の逸脱」というだけでは片付けられない)徹底的に考えておくことが必要だと、自戒をこめて強く思う。

 

熊木徹夫

(あいち熊木クリニック<心療内科・漢方外来>

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/  https://www.dr-kumaki.net/ )

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