書評『コンビニ人間』村田 沙耶香(文藝春秋)
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珍しく、話題になったばかりの芥川賞受賞作を読んでみた。
コンビニだけに繊細に適応してきた主人公は、世間的には常識外れの人物だが、彼女自身そのことがなかなか了解できない。
かといっ ...
書評『心はどこまで脳なのだろうか』(兼本浩祐著:医学書院)(雑誌「こころの科学」より転載)
一言一句噛みしめながら読んだ。通読し終えた後、すぐさま同じ兼本先生が書かれた一つの論文と一つの書籍が脳裏をよぎった。本書の下敷きにもなっている論文「原罪としてのコギト~『生命のかたち/かたちの生命』を読んで」と、『てんかん学ハンドブ ...