ありがとう、我が青春の原節子
原節子が亡くなった。
95歳だという。
女優引退後、鎌倉で人目を忍んで暮らしていたということだ。
私は一時、原節子に恋をしていた。
映画狂だった大学4年の頃、今池の小さな映画館・シネマテークで、小津 ...
道東「栗田民芸店」再訪の記
このシルバーウィーク、十二年ぶりに道東(北海道東部)へ旅に出ました。
定番の知床半島や摩周湖・屈斜路湖などはもちろん回りましたが、
この旅にはもう一つの隠れた目的があったのです。
それは「栗田民芸店」を ...
生命保険・医療保険 について
近頃、(民間の)生命保険・医療保険にまつわるトラブルを、よく患者さんから耳にします。
具体的には、以下の様な事柄です。
1)これまで入っていた生命保険・医療保 ...
「Dr.倫太郎」所感 ~臨床のリアルに肉薄した内容のドラマであるなら、どこかの”誰か”を傷つけることになるかもしれない~
こんにちは、熊木です。
数人の患者さんのおすすめで、
「Dr.倫太郎」という精神科医が主人公の番組を、2回ほど見てみました。
私は高校時代、演劇部にいたことがあり、
このようなドラマを見るとき必 ...
「都会のど真ん中にある精神科病院でその気配さえ感じられぬ病院」が孕む問題
こんにちは、熊木です。
水谷雅信先生の文章に触れて、ふと思い出したことがあります。
私は彼の沖縄時代の話が大好きで、どんな話も常に興味津々で聞いてきました。
それは、沖縄以外の日本で精神科臨床に携わ ...
故・岩田勲先生との洛星高校演劇部での思い出(追悼)
<故・岩田勲先生との洛星高校演劇部での思い出(追悼)>
2015.1.9.の朝、岩田勲先生の訃報が入ってきました。
その突然の悲しい知らせに驚いたとはいえ、これまでに全く何も心当たりが ...
2015年年頭の辞: 「やっと、間に合った」
<あいち熊木クリニック・あいくま心理カウンセリングに通院中のみなさまへ>
(※お年賀頂戴しました方、ありがとうございます。本状でもって挨拶に代えさせていただきます)
2013.道路交通法改正・自動車運転死傷行為処罰法成立に伴って、 ドライバー・家族に是非理解しておいていただきたいこと (重要!)
平成 25 年(2013年)の道路交通法および同施行令の改正、および自動車運転死傷行為処罰法の成立において、
ある種の精神疾患を持つ患者さんおよび向精神薬(精神科薬物)服用中患者さんに対する処遇が大きく変えられました。
一剤一剤に、人生がかかる責任
こんにちは、熊木です。
この時期になると、受験した私の患者さん達は、入学試験の結果に一喜一憂します。
そして、私も彼らとともに、一喜一憂します。
...
元映画狂の回想録・その1
こんにちは、熊木です。
たわいもない昔話をひとつ。
名古屋市立大学時代、医学の勉強はそこそこに、
自分の関心領域の本ばかり読んでいました。
そしてある時期(大学4年生の約一年間)、映画にもは ...